iPhoneを買ったらAppleCare+に入るべき?それとも入らない?
最終更新日:2022年7月1日
昨年、iphone12proを買いました。
カメラの性能が良く、広角や望遠での撮影ができるのが魅力です。
定価は税込み117,480円。
最近のiPhoneは高いですね!
ところでアイフォンを買った時、AppleCare+(アップルケアプラス)に入るべきか迷いませんか?
私は、悩んだ末にスマホ保険に入りました。
なぜAppleCare+に入らずにスマホ保険に加入したのかお話ししましょう。
目次
iPhoneを買った時に自動的についてくる保証とは
iPhoneを買った時、どの製品でも
「1年間のハードウェア製品限定保証」と
「90日間の無償サポート」
が自動的についてきます。
この「1年間のハードウェア製品限定保証」というのは
電化製品の1年保証と同じようなもので、落としたり、水に浸けたり、火にかけたりしていないのに、普通に使っていたら壊れてしまったという時に、無料で修理や交換をしてくれるものです。
いわゆる初期不良、自然故障などが対象になります。
「90日間の無償サポート」というのは
基本的な設定やインストール、基本操作、Wi-Fi接続などに関するサポートを電話で受けられるものです。
AppleCare+とはどんなもの?
お金を払ってAppleCare+(アップルケアプラス)に加入すると、下記のようなサービスが受けられるようになります。
- iPhoneを買った時に自動的についてくる「1年間のハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償サポート」が2年間に延長されます。
- 過失や事故によってガラスが割れたり、水に濡れた場合の修理(1年に2回まで)と、テクニカルサポートの優先対応の追加サービスを2年間受けられます。
- 新品または新品同様の製品を宅配便で届けてくれ、故障した製品と交換してくれるエクスプレス交換サービスを受けられます。
- バッテリーが本来の容量の80 パーセント未満に低下した場合は、無償で交換してもらえます。
「AppleCare+」には、もう1種類あって、それが1年に2回まで盗難や紛失の保証をしてくれる「AppleCare+盗難・紛失プラン」です。
AppleCare+より高くなります。
AppleCare+はiPhoneを購入した時に加入できるのはもちろん、加入を忘れていても1ヶ月以内なら後から加入することができます。
AppleCare+の料金
AppleCare+はiPhoneの機種によって金額が違います。
最近のiPhoneは高いので、AppleCare+の金額もかなり高くなってきています。
また、円高の影響を受けiPhoneの価格が値上げされたことに伴って、さらに料金の改定が行われ値上げされました。
(2022年7月の改定料金)
AppleCare+ (税込) | AppleCare+盗難・紛失プラン (税込) | |
---|---|---|
iPhoneSE(第3世代) | ¥11,800 | ¥13,800 |
iPhone11/12mini/12 | ¥23,400 | ¥25,400 |
iPhone13mini/13 | ¥23,400 | ¥25,400 |
iPhone13Pro Max/ 13Pro | ¥29,800 | ¥31,800 |
これは2年分を一括で払う時の料金です。
今の時点でわかる機種のものだけを掲載しています。
月払いもできます。
ただし、かなり割高になります。
また。3年目以降も月払いでAppleCare+に加入し続けることができるようになりました。
AppleCare+に入るのをためらってしまうのはなぜ?
補償の内容は良さげなのにAppleCare+に入るのをためらってしまうのはどうしてなのでしょうか?
まず、なんといっても料金がめちゃめちゃ高いからです。
私は金額を聞いただけで、えっ?!ってなります。
もともと1年間の保証はついているのに、さらにそんなに払う必要があるのかと、びっくりします。
そのうえ、こんなに高いのに修理代は無料じゃなくて、下記の通り、別途払わなくちゃいけないからです。
画面の損傷 3,700円(税込)
過失や事故によるそのほかの損傷 12,900円(税込)
盗難または紛失 12,900円(税込)
※バッテリーの交換は無料(1回)
まあ通常の料金に比べれば安くはなってはいますが。
しかも修理代が安くなるのは1年間に2回までなんです。
AppleCare+に入っていない場合にかかる料金は下記のように驚くほど高いです!
AppleCare+に入っていても3回目以降はこの金額がかかります。
バッテリーの交換 (税込) | 画面の損傷 (税込) | その他の損傷 (税込) | |
---|---|---|---|
iPhoneSE(初代)/iPhoneSE(第2世代) | ¥7,500 | ¥19,400 | ¥37,400 |
iPhoneSE(第3世代) | ¥7,500 | ¥19,400 | ¥44,000 |
iPhone6 | ¥7,500 | ¥19,400 | ¥42,800 |
iPhone6s | ¥7,500 | ¥21,800 | ¥42,800 |
iPhone6s Plus | ¥7,500 | ¥24,400 | ¥46,800 |
iPhone7 | ¥7,500 | ¥21,800 | ¥42,800 |
iPhone7 Plus | ¥7,500 | ¥24,400 | ¥48,200 |
iPhone8 | ¥7,500 | ¥21,800 | ¥48,200 |
iPhone8 Plus | ¥7,500 | ¥24,400 | ¥59,400 |
iPhoneXR | ¥9,800 | ¥28,800 | ¥59,400 |
iPhone11 | ¥9,800 | ¥28,800 | ¥59,400 |
iPhone12mini | ¥9,800 | ¥34,800 | ¥59,400 |
iPhone12 | ¥9,800 | ¥42,800 | ¥68,800 |
iPhoneX/XS /11Pro /12Pro | ¥9,800 | ¥42,800 | ¥83,800 |
iPhoneXS Max /11Pro Max / 12Pro Max | ¥9,800 | ¥50,800 | ¥92,400 |
iPhone13mini | ¥9,800 | ¥34,800 | ¥59,400 |
iPhone13 | ¥9,800 | ¥42,800 | ¥68,800 |
iPhone13Pro | ¥9,800 | ¥42,800 | ¥83,800 |
iPhone13Pro Max | ¥9,800 | ¥50,800 | ¥92,400 |
AppleCare+に入らないことにした理由
私は最近AppleCare+には入らないことにしています。
なぜなら、経験上ほとんど必要ないことがわかったからです。
初めてiPhoneを買った時は、みんな入るものだと思ってAppleCare+に入りました。
10,000円ぐらいだったように思います。
使い方がわからない時や困った時に電話で聞くことができるのはとても助かりましたが、電話をかけたのはたぶん最初の数回。
何かあったら安く修理してもらえるという安心感はありました。
でも、結局iPhoneが壊れることはなく、安心料を払ったというだけで終わりました。
電池も普通の使い方であれば、3年以上使っても余裕で80%以上の容量が残っているので、バッテリー交換をする必要もありません。
今まで我が家で買ったiPhoneは全部で15台あって、そのうちAppleCare+に加入したのは7台で、その7台のうち2台を修理交換してもらいました。
1台は、画面接触不良になった時、無料で交換。
もう1台は水没させてしまって12,900円払って交換してもらえました。
どうやら画面接触不良は初期不良の扱いで無料交換してくれたもよう。
となると、今までAppleCare+でお世話になったのは水没した時の交換、たったの1回ということになります。
なんだ!そんなに確率が低いなら必要ないじゃない、と思ったので、その後購入したiPhoneはAppleCare+に加入しないことにしたのです。
その代わり、なくしたり壊したりしないような対策はとっています。
ガラス面の保護シートは、強力なものをちゃんとつけて、落とした時の衝撃を吸収してくれるようなケースに入れています。
私と夫はよくツルッと落としてしまうことがあるので、ヒモをつけてカバンやベルトなどにしっかり結びつけるなどして、iPhoneを落としてなくしたり壊さないように注意しています。
iPhoneはほとんど壊れることはないし、もし壊れたりなくしたりしても、以前使っていたiPhoneを保管してあるので、それを使えばいいと思っているから、それほど不安ではありません。
もちろんバックアップも定期的に取っているので、簡単に復元することができます。
ちなみにiPhoneではありませんが、MacBook Air2台とiPad mini1台はAppleCare+に加入しましたが、1度もお世話になることがありませんでした。
なので、その後買ったMacBook Air3台とiPad Air1台もAppleCare+には加入していません。
ところが最近のiPhoneは高いので悩む!
iPhone12proの定価は税込み117,480円でした。
高価なものだから、もしも落として壊したりしたらショックが大きそう。
修理代も高額。
壊れたからといって、以前使っていた機種に戻すのは、カメラの性能が劣るから我慢できなさそう。
AppleCare+をつけたほうがいいかなと悩みました。
でもApple Care+をつけると、携帯電話とも思えない、ものすごい金額になってしまうではありませんか!
完全防水だから水没事故はあり得ないし。
電池交換も必要なさそうだし。
他に壊れる可能性ってどのくらいあるのかな?
ますます悩みました。
iPhone12proは修理代が高いから壊れた時の出費が多くなりそう
↓
AppleCare+に入ったほうがいいような気がする
↓
でもAppleCare+はめっちゃ高いからやめようかな
↓
だけどiPhone12proは修理代が高いから壊れた時の出費が多くなりそう
このスパイラルに落ち込み抜けられない!
AppleCare+はiPhone購入時の他、購入後1ヶ月以内ならいつでも加入できるので、頭を冷やすためにいったん帰宅!
モバイル保険に加入することに
やっぱりAppleCare+は高すぎる。
でも1〜2ヶ月で買ったばかりのiPhone12proを落として壊したら、さすがに悔しい。
しかも、まだ手になじんでいない時にこそツルッとすべって落としたりしがち。
どうしようかな〜と悩んで、色々調べると、
月々数百円でかけられるスマホ保険(モバイル保険)というものをいくつか見つけました!
修理などでかかった実費に対して10万円まで補償、紛失や盗難の場合は機種代の50%をもらえるなど、AppleCare+とは違う形ですが、この補償内容でこの掛け金なら納得できる内容です。
いつ加入しても、いつやめてもいいので、必要だと思う期間だけ、そのスマホ保険に入ればいいのです。
安いものなら、1年で5000円程度、2年で1万円程度の出費ですみます。
AppleCare+に入った場合とスマホ保険に入った場合の比較をしてみて、どうやら、私にはスマホ保険の方がいいと納得できたので、AppleCare+には入らないで、スマホ保険に入ることにしました。
スマホ保険のお勧めは下記の3つ!
ご自身に最適なものを選んでみてください。
1. スマホの保険証
月々550円のライトプランと1契約で5台まで登録できる900円のスタンダードプランがあります。
キャリアの方も格安SIMの方も対象です。
※900円のプランはタブレット端末、ノートパソコン、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤフォン、ゲーム機、音楽プレーヤーなどと合わせて同時に5台まで補償されます。
※iPhone修理でおなじみのアイサポが運営しているので、いざという時も安心!
画面破損、水没、起動不良によるデータ復旧にスマートフォンの保険【スマホの保険証】
2. さくら少額短期保険株式会社モバイル保険
こちらは月々700円。
キャリアの方も格安SIMの方も対象です。
※タブレット端末、ノートパソコン、スマートウォッチ、ワイヤレスヘッドフォン、ゲーム機、Wi-Fiルーターなどと合わせて同時に3台まで補償されます。
3. 損保ジャパン(MYSURANCE)スマホ保険
月々200円のライトプランと470円のスタンダードプランがありますが、スタンダードプランがおすすめです。
※docomoやau、Softbankなどのキャリアのスマホは加入できません。Y!mobile、Rakutenなどの格安SIMを利用しているスマホのみが対象です。
まとめ
アイフォンを買った時、AppleCare+(アップルケアプラス)に入るべきか迷いませんか?
AppleCare+とはどんなものか、補償内容や料金についてまとめました。
そして、私が今回AppleCare+に入らずに、スマホ保険に加入した理由についてお伝えしました。
AppleCare+に入った場合とスマホ保険に入った場合の比較については、また次回の記事でお伝えします。
「AppleCareプラスとスマホ保険、どちらがお得か比較」の記事はこちらをご覧ください。↓
「古いアイフォンSEを2台売って9,600円ゲット」の記事はこちらをご覧ください。↓