AppleCareプラスとスマホ保険、どちらがお得か比較

最終更新日:2022年7月1日

画面割れしたスマホを修理する

iPhoneを買った時に、店頭で「AppleCareプラスをつけますか?」と聞かれて、値段が高くて悩んだことはありませんか?

前回の記事ではAppleCare+とはどんなものか、サービス内容や料金についてまとめました。

そして、私がAppleCare+に入らずに、スマホ保険に加入した理由についてお伝えしました。

 

「iPhoneを買ったらAppleCare+に入る?入らない?」の記事はこちらをご覧ください。

 

今回はスマホ保険についてお伝えします。

スマホ保険やモバイル保険と言われているものは何種類かあります。

docomoなどキャリアのiPhoneを利用する人と、Y!mobile、Rakutenなどの格安SIMを利用する人では、加入できる保険が違います。

 

破損や故障などで修理が必要になった時や、紛失・盗難の場合にAppleCare+に入った場合と各種のスマホ保険に入った場合で、どのような違いが出てくるのか、比較をしてみます。

 

補償してもらえるものやメリットはピンク色補償してもらえないものやデメリットは赤色で表示してあります。

 

AppleCare+の内容

まずは、前回お伝えしたAppleCare+の内容についておさらいしてみましょう。

 

AppleCare+(アップルケアプラス)に加入すると、下記のようなサービスが受けられるようになります。

  1. iPhoneを買った時に自動的についてくる1年間のハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償サポート」が2年間に延長されます
  2. 過失や事故によってガラスが割れたり、水に濡れた場合の修理(1年に2回まで)と、テクニカルサポートの優先対応の追加サービスを2年間受けられます。
  3.  新品または新品同様の製品を宅配便で届けてくれ、故障した製品と交換してくれるエクスプレス交換サービスを受けられます。(2〜5日で配送)
  4. バッテリーが本来の容量の80 パーセント未満に低下した場合は、無償で交換してもらえます。

 

付属のイヤフォンや充電器も保証の対象である点と、

海外旅行中など、国外のAppleでも対応してもらえるのは、AppleCare+の心強い点です。

 

 

※「AppleCare+」には、1年に2回まで盗難や紛失の保証をしてくれる「AppleCare+盗難・紛失プラン」もあります

 

 

修理が必要な場合や、紛失・盗難で同じ機種と交換する場合は無料ではなく、通常の料金より安い料金ではありますが、下記の費用がかかります

修理代が安くなるのは1年間に2回までで、それ以降は通常の料金がかかります。

これらの点についてはトータルでかなり高額になるので注意が必要です。

 

画面の損傷                 3,700円(税込)

過失や事故によるそのほかの損傷     12,900円(税込)

盗難または紛失             12,900円(税込)

※バッテリーの交換は無料(1回)

 

Apple公式サイト : iPhoneの修理サービス

 

壊滅的な全損・修理不能の場合は保証対象外。(AppleCare+の残額返金の対応をしてもらえることがあります。)

 

AppleCare+の料金

それではAppleCare+の料金を見てみましょう。

 

従来は2年分を一括で払っていたため、一度に出費がかさむことから、ためらう人も多かったようですが、2020年7月から月払いもできるようになりました。

ただし月払いの方が割高になっています。

一括で2年分購入した後、3年目から月払いで延長することもできます。

 

一括払いの料金は下記の通りです。

 

 

一括で払う時の料金(2年分)

(2022年7月の改定料金)

 AppleCare+  (税込)AppleCare+盗難・紛失プラン (税込)
iPhoneSE(第3世代) ¥11,800 ¥13,800
iPhone11/12mini/12¥23,400¥25,400
iPhone13mini/13¥23,400¥25,400
iPhone13Pro Max/
13Pro
¥29,800¥31,800

右端はスクロールで表示できます。

これは2年分を一括で払う時の料金です。

今の時点でわかる機種のものだけを掲載しています。

Apple公式サイト: AppleCare製品

 

スマホ保険とは

ガラスの割れたスマホを修理している

それでは、いよいよ本題のスマホ保険について見ていきましょう。

 

現在スマホ保険やモバイル保険と言われるものは、数社から出ています。

大きく分類すると下記の3種類があげられます。

 

  1. 大手携帯キャリア独自のスマホ保険
  2. 保険会社のスマホ保険
  3. クレジットカード会社の携行品保険

 

それぞれの保険について詳しくみてみましょう。

 

大手携帯キャリア独自のスマホ保険

多くの人が知っているスマホ保険がこれです。

スマホを買い替えた時に、ショップですすめられるdocomoなど携帯電話会社の保険です。

金額的にはAppleCare+と同様、かなり高めです。

 

ソフトバンクとauは、AppleCare+を取り入れているので、サービスの内容は「AppleCare+紛失・盗難プラン」とほとんど同じです。

機種の違いによる保険料や、独自のポイントサービスなどが少しずつ違います。

 

 

ソフトバンクあんしん保証パック with AppleCare Services

保険料:

iPhone13Pro/13Pro Max/iPhone12Pro/12Pro Max/11Pro/11Pro Max/XS/XS Max/X・・・・・・1,309円(税込)

iPhone6以降のその他の iPhone・・・・・・979円(税込)

 

サービス内容:

AppleCare+紛失・盗難プランとほぼ同じですが、細かいところで違いがあります。

 

期間は解約するまで継続。

故障修理・紛失・盗難のサービスは合計で1年ごとに2回まで。

付属のイヤフォン、充電器などのアクセサリーは対象外。

海外での修理は対象外。

配送での交換電話機は最短で翌日届けてもらえます。

メモリーデータ復旧サポート無償。

修理受付終了機種割引(古い機種で部品がなく、修理できない場合に、希望の機種を会員価格で買うことができます。

 

※画面割れ(3,700円)その他の修理(12,900円)の実費がかかった場合、後日全額分のPayPayボーナスを付与。実質無料になります。(ただし配送交換や Apple が提供するエクスプレス交換サービスを利用した場合はPayPayボーナス付与の対象外。)

※壊滅的な全損の場合、保証外交換機価格での修理となります。(つまり機種代を払わなくてはならないということ。)その場合、33,000円相当分を限度としてPayPayボーナスを付与。

 

SoftBankホームページ:あんしん保証パック with AppleCare Services

 

 

au故障紛失サポート with AppleCare Services

保険料:

iPhone13Pro/13Pro Max/iPhone12Pro/12Pro Max/11Pro/11Pro Max/XS/XS Max/X・・・・・・1,309円(税込)

iPhone13/13mini/iPhone12/12mini/11/XR/8Plus/7Plus/6s Plus/6Plus・・・・・・979円(税込)

iPhone SE(第2〜3世代)/8/7/6s/6・・・・・・868円(税込)

iPhone SE(第1世代)・・・・・・・777円(税込)

 

 

サービス内容:

AppleCare+紛失・盗難プランとほぼ同じですが、細かいところで違いがあります。

 

期間は4年間

自然故障は期間中の利用回数の上限なし。

故障修理サービスは期間中4回を上限。

紛失・盗難のサービスは期間中2回を上限。

付属のイヤフォン、充電器などのアクセサリーの紛失・盗難は対象外。

海外旅行中など、国外のAppleでも対応してもらえます。

紛失・盗難時は電話一本新品同等品最短で当日中に届けてもらえます。

有料(税込3,300円)で交換用電話機の3時間特急便の利用ができます。

 

※auスマートパス会員(会費409円(税込)/月がかかります)には

最大10,000円(税込)相当のPontaポイントを、2年間に2回まで修理代金としてサポート。

 

※auスマートパスプレミアム会員(会費548円(税込)/月がかかります)には

最大12,900円(税込)相当のPontaポイントを、4年間に4回まで修理代金としてサポート。

最大12,900円(税込)相当のPontaポイントを、4年間に2回まで紛失補償としてサポート。

 

auホームページ:故障紛失サポート with AppleCare Services

 

 

docomo携帯補償サービス

保険料:

iPhone13Pro/13Pro Max/iPhone12Pro/12Pro Max/11Pro/11Pro Max/XS/XS Max/X・・・・・・1,100円(税込)

iPhone12 mini/12/11/XR/8/8Plus/7/7Plus/6s/6s Plus・・・・・・825円(税込)

iPhoneSE(第2〜3世代)etc.・・・・・・  550円(税込)

 

サービス内容:

水濡れや紛失、盗難、全損などあらゆるトラブルを1年間に2回まで補償。

下記の料金でリフレッシュ品の電話機と交換してもらえます。

月額1,100円コースの場合  12,100円(税込)

月額825円コースの場合  12,100円(税込)

月額550円コースの場合  8,250円(税込)

 

故障してしまった機種を、ドコモで修理する場合の料金・・・・・上限額5,500円(税込)

 

期間は解約するまで継続。

「ケータイ補償サービス」初回ご加入時、月額料金が最大31日間無料になります。

My docomoから手続きすると、サービス利用時の負担金が10%割引になります。

対象は電話機本体のみ。

バッテリーの無償交換はありません。

交換電話機を当日~2日以内に届けてもらえます。

ドコモショップに同一機種の在庫がある場合は、当日その場で交換電話機を受け取ることができます。

ケータイデータ復旧サービス代金割引。8,800円→1,100円

 

※docomoでは「ドコモ携帯補償サービス」に申し込まずに「AppleCare+ for iPhone」や「AppleCare+盗難・紛失プラン」の月払いを申し込むこともできます。

その場合、一括払いの金額を単純に24ヶ月で割った料金になるので、Appleで月払いを直接申し込むより、ずっと安くなります。

 

docomoホームページ:携帯補償サービス

 

 

保険会社のスマホ保険

保険会社が出しているスマホ専用の保険商品です。

 

MYSURANCE(損保ジャパン)スマホ保険スタンダードプラン

保険料:470円(税込)/月

 

補償内容:

修理などでかかった実費に対して1回10万円(年間最大20万円)まで補償。(自己負担額:3,000円)

紛失や盗難の場合は機種代の50%を補償してもらえます。

海外での事故も補償。

バッテリー交換は対象外。

※docomoやau、SoftBankなどのキャリアのスマホは加入できません。

Y!mobile、Rakutenなどの格安SIMを利用しているスマホのみが対象です。

 

MYSURANCEホームページ:スマホ保険

 

 

クロネコ「スマホもしも保険」スタンダードプラン

MYSURANCEのスマホ保険をヤマト運輸が取り扱っているもので、補償内容は全く同じです。

ヤマト運輸独自の追加サービスとして、修理をしている間、有料で代替機を貸し出してくれるところがポイントです。

 

ヤマト運輸ホームページ:クロネコ「スマホもしも保険」

 

 

さくら少額短期保険株式会社モバイル保険

保険料: 700円/月

 

補償内容:

外装破損、損壊、 水濡れ全損、故障などの場合に年間最大10万円(通算) まで補償。(自己負担額0円)

修理不能や盗難は 最大25,000円補償。

置き忘れまたは紛失は補償対象外。

日本国外で生じた損害は補償対象外。

バッテリー交換は対象外。

※タブレット端末、ノートパソコン、スマートウォッチ、ワイヤレスヘッドフォン、ゲーム機、Wi-Fiルーターなどと合わせて同時に3台まで補償されます。

※docomoなどキャリアのスマホの方でも加入できます。

 

スマホ保険の「モバイル保険」
これら3つの保険は保険料が安い上に、年間の最大補償額までは何回でも修理代の実費を補償してもらえる点が嬉しいところです。

紛失・盗難の保証については少なめです。

 

クレジットカード会社の携行品保険

クレジットカードを持っている人だけが加入できる保険です。

各社ありますが、下記の2つを例にあげてみます。

 

 

セゾンカードお買物安心プラン充実コース[Y]

保険料:月額300円

補償内容:

カードで購入した商品(購入日から180日) 補償限度額100万円 [自己負担額1,000円]

カードで購入しなかった物の場合(1年間、自動更新) 補償限度額10万円[自己負担額1,000円]

※購入時の価格から消耗分を差し引いた時価額、または修理金額のどちらか低い金額を補償。

 

日本国内のみ補償。

カードで購入しなかった物の場合は外出中のみ補償(自宅内での事故は対象外)

紛失、置き忘れは対象外。

偶然な外来の事故による損害を補償。

 

セゾンカードお買物安心プラン充実コース[Y]

 

 

dカードゴールドのケータイ補償

保険料:無料。(ただし、カードの年会費は別途かかります。)

補償内容:

docomoで購入後3年間補償。

新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大100,000円

盗難や紛失、修理不能な場合の新端末購入代のみが対象。

修理、故障の補償はありません。

月々の分割払いで購入した場合は対象外

 

dカードゴールドのケータイ補償

 

 

上記の2つを見ると、保険料は安い、または無料なのですが、補償の内容にかたよりがあります。

 

セゾンカードの方は日本国内で外出している時に偶然な外来の事故が原因で壊れた時と、盗難にあった時のみが補償の対象なので、海外に行く場合、家の中での事故、外来の事故によらない故障、紛失などは補償の対象外であることを理解しておく必要があります。

 

dカードゴールドカードのケータイ補償は盗難や紛失、修理不能な場合に新しく端末を買った購入代のみが対象で、修理・故障の補償はありません。

その補償内容で充分と思える人は良いのですが、そうでない場合は、いざというときの助けにならない可能性があるので、補助的に利用するのが良いのではないでしょうか。

 

AppleCare+とスマホ保険どちらが実際お得なのか検証

Appleとどちらがいいか比較している

今回は「AppleCare+」「AppleCare+盗難・紛失プラン」「キャリアの補償」「保険会社のスマホ保険」での費用を比べて検証してみます。

クレジットカード会社の携帯電話の補償については、たまたまそのクレジットカードを持っている人が、一定の条件に当てはまれば補償が受けられるというものなので、今回の比較の対象からは外すことにします。

 

iPhone13Pro/13Pro Maxの場合の費用面での比較です。

支払った保険料と故障、紛失、盗難などが起こった時にかかる費用をプラスして、トータルでかかる金額を比較してみます。

月払いの場合は、期間が長くなるほど保険料の累計金額が増えていくので、1ヶ月、12ヶ月、24ヶ月の場合を比べます。

 

支払った保険料と画面損傷時の自己負担の合計額(税込)

 1ヶ月12ヶ月24ヶ月
AppleCare+
(2年分一括払い)
¥29,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥33,500¥29,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥33,500¥29,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥33,500
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(2年分一括払い)
¥31,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥35,500¥31,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥35,500¥31,800(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥35,500
AppleCare+
(月払い)
¥1,480(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥5,180 ¥17,760(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥21,460 ¥35,520(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥39,220
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(月払い)
¥1,600(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥5,300¥19,200(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥22,900¥38,400(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥42,100
ソフトバンク
あんしん保証パック with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥0(自己負担額)=¥1,309¥15,708(保険料)+¥0(自己負担額)=¥15,708¥31,416(保険料)+¥0(自己負担額)=¥31,416
au
故障紛失サポート with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥5,009¥15,708(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥19,408¥31,416(保険料)+¥3,700(修理代)= ¥35,116
docomo
ケータイ補償サービス
¥1,100(保険料)+¥5,500(修理代上限)= ¥6,600¥13,200(保険料)+¥5,500(修理代上限)=¥18,700¥26,400(保険料)+¥5,500(修理代上限)=¥31,900
スマホ保険
(MYSURANCE)
スタンダードプラン
¥470(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥3,470 ¥5,640(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥8,640¥11,280(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥14,280
モバイル保険
(さくら少額短期保険)
¥700(保険料)+¥0(自己負担額)=¥700 ¥8,400(保険料)+¥0(自己負担額)=¥8,400¥16,800(保険料)+¥0(自己負担額)=¥16,800

右端はスクロールで表示できます。

※「ソフトバンクあんしん保証パック with AppleCare Services」はPayPayボーナスを付与されることで自己負担額が0円になります。

 

支払った保険料と画面損傷時の自己負担の合計額を比べてみると、1ヶ月、12ヶ月、24ヶ月の全ての時点で金額が安いのは「MYSURANCEのスマホ保険」と「さくら少額短期保険のモバイル保険」です。やはり、月々の保険料が安いことと、修理代を全額補償してもらえるのは大きなポイントです。

 

「AppleCare+盗難・紛失プラン月払い」と「MYSURANCEのスマホ保険」の差は24ヶ月で27,820円にもなります!

 

 

支払った保険料とその他の損傷時の自己負担の合計額(税込)

 1ヶ月12ヶ月24ヶ月
AppleCare+
(2年分一括払い)
¥29,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥42,700¥29,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥42,700¥29,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥42,700
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(2年分一括払い)
¥31,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥44,700¥31,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥44,700¥31,800(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥44,700
AppleCare+
(月払い)
¥1,480(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥14,380¥17,760(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥30,660¥35,520(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥48,420
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(月払い)
¥1,600(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥14,500¥19,200(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥32,100¥38,400(保険料)+¥12,900(修理代)= ¥51,300
ソフトバンク
あんしん保証パック with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥0(自己負担額)=¥1,309¥15,708(保険料)+¥0(自己負担額)=¥15,708¥31,416(保険料)+¥0(自己負担額)=¥31,416
au
故障紛失サポート with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥14,209¥15,708(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥28,608¥31,416(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,316
ドコモ
ケータイ補償サービス
¥1,100(保険料)+¥5,500(修理代上限)= ¥6,600¥13,200(保険料)+¥5,500(修理代上限)=¥18,700¥26,400(保険料)+¥5,500(修理代上限)=¥31,900
スマホ保険
((MYSURANCE)
スタンダードプラン
¥470(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥3,470¥5,640(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥8,640¥11,280(保険料)+¥3,000(自己負担額)=¥14,280
モバイル保険
(さくら少額短期保険)
¥700(保険料)+¥0(自己負担額)=¥700¥8,400(保険料)+¥0(自己負担額)=¥8,400¥16,800(保険料)+¥0(自己負担額)=¥16,800

右端はスクロールで表示できます。

※「ソフトバンクあんしん保証パック with AppleCare Services」はPayPayボーナスを付与されることで自己負担額が0円になります。

※「docomo携帯補償サービス」は交換ではなく修理をした場合の金額です。

 

支払った保険料とその他の損傷時の自己負担の合計額を比べた結果も、先ほどと大体同じ結果ですが、「ソフトバンク」と「docomo」の金額が「AppleCare+」「AppleCare+盗難・紛失プラン」の2年分一括払いより少しお得感が出てきています。

けれども、依然として金額が安いのは「MYSURANCEのスマホ保険」と「さくら少額短期保険のモバイル保険」です。

 

「AppleCare+盗難・紛失プラン月払い」と「MYSURANCEのスマホ保険」の差は24ヶ月で37,020円にもなります!

 

支払った保険料と盗難・紛失時の自己負担の合計額(税込)

 1ヶ月12ヶ月24ヶ月
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(2年分一括払い)
¥31,800(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,700¥31,800(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,700¥31,800(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,700
AppleCare+
盗難・紛失プラン
(月払い)
¥1,600(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥14,500 ¥19,200(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥32,100 ¥38,400(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥51,300
ソフトバンク
あんしん保証パック with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥14,209¥15,708(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥28,608¥31,416(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,316
au
故障紛失サポート with AppleCare Services
¥1,309(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥14,209¥15,708(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥28,608¥1,309(保険料)+¥12,900(自己負担額)=¥44,316
ドコモ
ケータイ補償サービス
¥1,100(保険料)+12,100(自己負担額)=¥13,200¥13,200(保険料)+12,100(自己負担額)= ¥25,300¥26,400(保険料)+12,100(自己負担額)= ¥38,500
スマホ保険
((MYSURANCE)
スタンダードプラン
¥470(保険料)+(端末代×1/2+¥3,000)(自己負担額) ¥5,640(保険料)+(端末代×1/2+¥3,000)(自己負担額) ¥11,280(保険料)+(端末代×1/2+¥3,000)(自己負担額)
モバイル保険
(さくら少額短期保険)
¥700(保険料)+(端末代-¥25,000)(自己負担額)¥8,400(保険料)+(端末代-¥25,000)(自己負担額)¥16,800(保険料)+(端末代-¥25,000)(自己負担額)

右端はスクロールで表示できます。

 

一方、支払った保険料と盗難・紛失時の自己負担の合計額を比べてみた場合、「docomo」が1番安く38,500円となっており、2番目が「ソフトバンク」と「au」の44,316円、3番目が「AppleCare+盗難・紛失プラン2年分一括払い」の44,700円、1番高いのが「AppleCare+盗難・紛失プラン月払い」の51,300円となっています。

 

「MYSURANCEのスマホ保険」と「さくら少額短期保険のモバイル保険」は、機種ごとに値段が変わってくるので、例をあげてみます。

iPhoneSE(第2世代)(64GB)(定価49,280円)を再取得した場合の保険料と自己負担の合計額

「MYSURANCEのスマホ保険」・・・・38,920円

「さくら少額短期保険のモバイル保険」・・・・41,080円

 

iPhone12 Pro Max(512GB)(定価165,880円)を再取得した場合の保険料と自己負担の合計額

「MYSURANCEのスマホ保険」・・・・97,220円

「さくら少額短期保険のモバイル保険」・・・・157,680円

 

上記のように、安い機種の場合は40,000円ぐらいですみますが、高い機種になるほど、自己負担の金額が高くなるので、高い機種の場合は「AppleCare+盗難・紛失プラン」やキャリアのスマホ保険の方がずっと少ない出費ですむことがわかります。

※「さくら少額短期保険のモバイル保険」は盗難の補償はありますが、置き忘れ・紛失は補償対象外です。

 

最後になりましたが、全く何の事故も起こらず、修理や交換をしなかった場合、支払った保険料だけで比較すると「AppleCare+盗難・紛失プラン月払い」と「MYSURANCEのスマホ保険」の差は24ヶ月で27,120円になります!

 

スマホの補償を選ぶ時に気をつけること

AppleCare+、キャリアのスマホ保険、保険会社のスマホ保険を比較してみて、いろいろな違いがあることがわかりました。

修理だけで考えたら、「MYSURANCEのスマホ保険」と「さくら少額短期保険のモバイル保険」がお得。

盗難・紛失時は高い機種の場合「AppleCare+盗難・紛失プラン」やキャリアのスマホ保険の方がお得です。

 

さてそれでは、いったいどの補償を選べば良いのでしょうか?

 

生活スタイルやスマホの使い方、価値観は人によってそれぞれ違います。

例えば下記のように、さまざまな考え方があるでしょう。

 

  • 壊れたりなくした場合は、以前使っていたiPhoneを使うから、補償は一切いらない。
  • とにかく保険は安いのが一番。今まで壊したりなくしたことはないから最低限の補償があれば良い。
  • 自分でいろいろ手続きするのが苦手なので、窓口で丁寧に対応してくれるキャリアの補償がいい。
  • 海外旅行によく行くので、海外で故障した時にも対応してくれる点を重視したい。
  • 治安の悪い海外に行くので、海外で紛失・盗難に遭った時の補償があるものが良い。
  • 今までに何度も画面のガラスを割ったことがあるので、修理の補償があるものを選びたい。
  • ほとんど外出しないので紛失・盗難の補償はいらない。
  • しょっちゅう物をなくすので、紛失の補償があるものがいい。
  • 一瞬でもスマホがないと困るので、すぐに交換機を用意してくれるところがいい。

 

このように、「補償」と一言で言っても、どんな補償を必要としているかは人によって違うので、単純に、金額だけで判断できないこともあります。

それぞれの補償の内容をよく理解して納得した上で、その人に一番適した補償を選ぶことが大切です。

 

画面破損、水没、起動不良によるデータ復旧にスマートフォンの保険【スマホの保険証】

 

 

まとめ

今回はスマホ保険についてお伝えしました。

そして、支払った保険料と故障、紛失、盗難などが起こった時にかかる費用をプラスして、トータルでかかる金額を「AppleCare+」「AppleCare+盗難・紛失プラン」「キャリアの補償」「保険会社のスマホ保険」の場合で比較してみました

 

費用の面ではかなりの差があることがわかりましたが、補償内容にもそれぞれ特徴があります。

それぞれの補償の内容をよく理解して納得した上で、どんな補償を必要としているかをよく考え、一番適した補償を選ぶことが大切です。

 

※保険料や補償の内容については、変わることがありますので、必ずホームページなどで最新の情報を確認していただきますようお願いいたします。

 

 

「iPhoneを買ったらAppleCare+に入る?入らない?」の記事はこちらをご覧ください。

 

「古いアイフォンSEを2台売って9,600円ゲット」の記事はこちらをご覧ください。

 

 

 

この記事を書いた人

杉本ゆめ Yume Sugimoto

合同会社プレシャスワン代表、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP。今までの経験と知識を生かし、一人でも多くの方に幸せになっていただくお手伝いをするために活動中。夢は国内、海外を問わず色々なところを旅して様々な文化に触れながら暮らすこと。