月々払いをすると貧乏になる?!

「月々たったの〇〇円!」

よく聞く言葉ですよね?

 

実はこれがこわいのです。

 

たとえば、テレビが9万円で売られている時、「高いなあ」と思いますが、月々3,000円の30回払いと言われると「毎月3,000円ならたいしたことはないか」と感じてしまいませんか?

このトリックにはまってしまうと、知らないうちに毎月お金がどんどんなくなっていってしまうのです。

 

 

この月々払いはいろいろなもので見られます。

例えば

 

携帯電話の料金 月々4,800円

アプリの使用料 月々500円

パソコンのインターネット回線使用料 月々5,500円

ワイファイルーター使用料 月々3,900円

スポーツクラブの利用料 月々4,000円

駐輪場の利用料 月々2,800円

傷害保険の保険料 月々1,980円

医療保険の保険料 月々3,900円

 

月々だと「まあ、こんなものかな」と、あまり気にならないかもしれません。

 

 

では、この金額に12ヶ月をかけて、年額にしてみましょう。

 

携帯電話の料金 年額57,600円

アプリの使用料 年額6,000円

パソコンのインターネット回線使用料 年額66,000円

ワイファイルーター使用料 年額46,800円

スポーツクラブの利用料 年額48,000円

駐輪場の利用料 年額33,600円

傷害保険の保険料 年額23,760円

医療保険の保険料 年額46,800円

 

ちょっとイヤな感じの金額じゃありませんか?

一度に払えと言われたらやめておこうかなと感じる金額です。

 

これを10年間続けたら

 

携帯電話の料金 10年で576,000円

アプリの使用料 10年で60,000円

パソコンのインターネット回線使用料 10年で々660,000円

ワイファイルーター使用料 10年で468,000円

スポーツクラブの利用料 10年で480,000円

駐輪場の利用料 10年で336,000円

傷害保険の保険料 10年で237,600円

医療保険の保険料 10年で468,000円

 

とんでもない金額になりました!

気づかないうちにこんなに多額のお金がどんどんなくなっていくのです!

 

他にもクラウドのストレージ、雑誌読み放題、音楽聞き放題、パソコンサポート会員、映画見放題、プレミアム会員費、メルマガ購読料、ゲーム遊び放題、などなど、たくさんの月々払いが存在します。

 

ちゃんと役に立っている、払っている金額以上に得をしていると感じられていれば良いのです。

でも、よくよく考えてみてください。気がついたら、そういえば最近使っていないとか、もっと安いプランが他にある、ということがあるでしょう?

 

毎月自動的に払われているお金をもう一度よく見直して、もっと安いプランがないか調べて変更する、いらないものは解約することをオススメします。

 

携帯電話を買った時につけさせられたアプリの解約を忘れているとか、ありませんか?

 

我が家でも、ケーブルテレビのCS放送を、使いもしないのにずーっと使用料を払い続けて30万円ぐらい損をしたことがありました。

 

その他に、もっと金額の大きいものには生命保険料があります。

生命保険料は毎月2万円〜5万円支払っている方は多いと思います。

ガス代、電気代などの光熱費や家賃なども月々払いで金額が大きいものです。

 

本当にそんなに払う必要があるのか、もっと安くする方法はないかをよく考え節約して月々の金額を減らせば、1年間で相当大きな金額を節約できることなります。

 

月々いくら、と考えるのではなく、なんでも「年間でいくら?」と考えるクセをつけるといいですね!

 

 

 

 

この記事を書いた人

杉本ゆめ Yume Sugimoto

合同会社プレシャスワン代表、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP。今までの経験と知識を生かし、一人でも多くの方に幸せになっていただくお手伝いをするために活動中。夢は国内、海外を問わず色々なところを旅して様々な文化に触れながら暮らすこと。