エンディングノートを書いてから新型コロナワクチンを打った話

エンディングノートを開いたところ

新型コロナウイルスの感染が拡がっていますが、ワクチンを打った方がいいか、打たない方がいいか悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

 

私は先日新型コロナワクチンの2回目の接種を終えました。

新しいタイプのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは安全性がよくわからないし、ワクチンを打った後の副反応も怖いので、打たない方がいいのではないかとだいぶ悩みました。

 

いろいろ調べて悩みぬいた末、最終的にはワクチンを受けることに決めたのですが、接種して死ぬかもしれないとか、接種しなかったら新型コロナウイルスに感染して死ぬかもしれないなど、必然的に自分の「死」を意識させられることになりました。

 

もしもの場合に備えてエンディングノートを書いてからワクチン接種に臨みましたが、エンディングノートを書くことで「死」というものに真剣に向き合って考える良い機会を与えられました。

 

新型コロナワクチンの正しい情報を知る

私が接種したのはファイザー社の新型コロナワクチン(COMIRNATY)です。

 

新型コロナワクチンについては、ネット上でありとあらゆる情報を調べまくりました。

初めのうちは、不妊になる、5年後に死ぬ、遺伝子を組み換えられる、ワクチン接種後にコロナに感染すると死ぬなどのネガティブな情報が多く、「こわいから私は打ちたくない!」と考えていました。

けれども、日が経つにつれ、少しずつ気持ちが変わっていきました。

 

海外で実際にワクチンを接種した人たちの様々なデータが届くようになったり、医師や学者の方々の考えが伝わってくるようになったりして、正確な情報が増えたからです。

私が参考にしたサイトをご紹介します。

悩んでいる方は参考になさってみてください。

 

NHKクローズアップ現代:「新型コロナワクチン開発立役者に山中伸弥が聞く」

 

神戸新聞:ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信

 

まいどなニュース:「副反応が心配」「当日気をつけることは」その疑問、お答えします ワクチン接種の注意点<前編>

 

まいどなニュース:「子どもに接種させるか、悩んでいます」その疑問、お答えします ワクチン接種の注意点<後編>

 

「新型コロナワクチンQ&A」(厚生労働省HP)

 

最終的に新型コロナワクチンを打つことに決めた理由

新型コロナワクチンと注射器

正しい情報を得たことで、私が最終的に新型コロナワクチンを打つことに決めた理由は以下の3つです。

 

1. 新型コロナワクチンに関する正しい情報を得ることで不安が解消されたから。

 

未知のワクチンに対してのこわさから、いろいろなデマや憶測が飛びかっていたようですが、ワクチンによって不妊になったり、5年後に死んだり、遺伝子を組み換えられたりすることはないことがわかりました。

 

また、腕の痛みや熱、頭痛などの副反応は多くの場合命に関わるようなものではなく、さまざまな副反応のリスクを考慮しても、実際に新型コロナウイルスに感染した場合のリスクをはるかに下回るということがわかりました。

 

 

2. コロナウイルスに感染して苦しんでいる人たちの様子をテレビなどで観て、そんなにつらい思いをするのは絶対に私は耐えられないし、家族や医療従事者に迷惑をかけることもしたくないと思ったから。

 

今まではなんとか感染をのがれてきたけれど、感染力の強いデルタ株やラムダ株のような変異ウイルスが拡がってきたら、もうのがれようがない。感染して重症化したくないならワクチンを打つ以外の方法はないと思いました。

 

 

3. 感染を恐れて毎日ビクビクしているより、安心していろいろな活動ができる方が人生を楽しめると思ったから。

 

娘の家に遊びに行ったり、世界中を旅行したり、勉強会に参加したり、やりたいことは山ほどあります!

 

死ぬかもしれないという不安と、エンディングノート

そんなわけで、新型コロナワクチンを接種する決心をしたのですが、そうは言っても、副反応のつらさや、アナフィラキシーなど、ワクチンを打つことに対してはやはりこわさがありました。

特に私をこわがらせていたのはワクチン接種後の死亡者の多さでした。

 

日本国内で新型コロナワクチン接種後に亡くなった方は2021年7月30日までに919人(厚生労働省発表)です。

亡くなる方の多くは高齢者で、ワクチンと死亡との因果関係が評価できないという報告ももちろん目にしました。

でもそれはそれ。私だってもしかしたら死ぬかもしれません。確率はゼロではないのですから。

 

私は、今死んだとしても思い残すことはそれほどありませんが、ただ一つあげるとすれば、終活をしていないことです。

私のWEB上の会員IDやパスワードなどは残された家族が何もわからなくて困るだろうし、私が生きている間にしていた活動の事後処理、写真や日記、趣味のもの、書類や本、衣類、パソコンなどの処分をしてもらわなくてはなりません。

通帳や保険証券などの情報や保管場所も私だけが知っていて、家族がよく知らないことも心配でした。

 

だから、もし私が死んでも残された家族が困らないように、できる範囲で身辺整理をして、エンディングノートを書いてからワクチンを受けようと思いました。

 

エンディングノートを書いて気づいた大切なこと

さっそくワクチンを受ける日までの短い間に、大急ぎで不要なものの処分をし、大事なものの整理をして、エンディングノートを書き始めました。

 

作業をしていく中で、常に自分の死を真剣に見つめることができました。

 

自分が死んだ後、残された家族にどんなことが起こるのかを考えることで、自分がいいかげんにしていたことがわかり、きちんとしておかなくちゃいけないと気づきます。

夫にこれを頼んでおかないといけないとか、娘たちにこれを伝えておかなくちゃいけないとか。

 

それから、自分が死んだ後のことを想像した時に、残された人たちに対して思いやりの心を持って接することができていたか、やり残したことはないか、自分自身はここで死んでいいのか、もっと一人の人間としてやらねばいけないことはなかったのかなど、普段考えないようなことを色々と考えさせられました。

「死」を考えることは「生き方」を考えることでもあるのですね。

 

エンディングノートを書き終えると、不思議と心が落ち着いて覚悟ができました。

 

エンディングノートの書き方

エンデイングノートは遺言書ではないので、書き方は自由です。(遺言書が必要な場合は別途書く必要があります。)

もしもの場合に残された家族の助けになるのはもちろん、本人の備忘録としても使えるので、作っておくと便利です。

 

本屋さんなどでいろいろなエンディングノートが売られていますので、好みのものを買ってくるといいでしょう。

私は、離れて暮らしている親や姉妹とおそろいのカバーをつけることにしました。そうすることで、お互いにもしものことがあった場合にエンディングノートを見つけやすくなるからです。

 

全てを記入しようとすると気が重くなって、なかなか書き進められないので、まずは、知らせておかなければいけない優先度の高い項目から記入して、残りはあとでゆっくり書くのがおすすめです。

 

エンディングノートに書く内容

エンディングノートに書く項目をあげてみます。

 

自分自身の情報・・・・名前、生年月日、出生地、本籍地、現住所、電話、勤務先、血液型、身長、体重

家族の情報・・・家族、親族、家系図、家紋、宗教

社会保険・資格等・・・・マイナンバー、健康保険証、基礎年金番号、その他の年金、運転免許証、パスポート、資格

財産・資産について・・・・現金、預貯金、印鑑(実印・銀行印)、クレジットカード、電子マネー、有価証券、不動産(土地、建物)、骨董品などのコレクション、貴金属、ローン、借入金、貸付金

保険・・・・生命保険、医療保険、傷害保険、賠償責任保険、火災保険、自動車保険等

携帯電話、パソコンに関わる情報・・・・携帯電話やWi-Fiの契約、SNSやWEBサイトのID・パスワード

介護・看病・・・・介護や看病への希望、アレルギー、持病、常備薬、病歴

ペットについて・・・ペットの情報、ペット保険、かかりつけ動物病院

葬儀について・・・・葬儀の希望、遺影、墓

相続・・・相続の希望(遺言書ではないため、効力はない)、遺言書の保管場所

その他・・・好きなもの、好きな食べ物、趣味、大切にしているもの、自分史、友人、思い出、エピソード、メッセージ等

 

上記の項目以外にも特別なことを伝えておきたいことがある場合は、忘れずに書いておいてください。

 

エンデイングノートを書く時に気を付けること

エンディングノートに記入する時には以下のことに気をつけてください。

 

通帳のないネットバンキングや証券口座は特にわからなくなりがちなので、IDやパスワードなどもわかるようにしておきます。

 

サブスクリプションなどの継続課金システムや銀行の自動振り込み、自動引落し(口座自動振替)などを申し込んである場合は、忘れずに記入します。

死亡したことが銀行に伝わると、引き落としがされなくなるので、それが原因でインターネットが使えなくなったり、保険契約が解除されてしまったりといったことが起きる可能性があります。

反対に、気づかないままいつまでも毎月引き落とされ続けて損をしてしまうこともあります。

 

エンディングノートには大切な情報が書かれていますので、盗まれたり、他の人に見られたりすると大変なことになります。保管には充分注意してください。

かといって、しまいこみすぎては家族の人が見つけることができなくなりますから、前もって家族にはどこにしまってあるかを伝えておく必要があります。

 

通帳、印鑑、保険証券、不動産の権利証(登記済証)などの保管場所も知らせておく必要があります。

 

また、1度エンディングノートを書いたら、それで終わりというものではありません。

1年に1回程度見直して、最新の情報に書き直すことが必要です。

 

おまけ・・・新型コロナワクチンを受けた後の副反応

さて、死ぬかもしれないと心配していた新型コロナワクチンの接種ですが、

おかげさまで死ぬこともなく、無事終えることができました。

 

ただ、副反応のほうはしっかり出ました。

1回目接種の後は熱は出ませんでしたが、接種した夜から3〜4日間は腕の腫れと痛みがあって腕を動かすことができませんでした。その後はかゆみが残り、1週間ほどで回復しました。

 

2回目の接種では、接種後10時間たった夜中の12時頃から上腕部が丸太になったかのように重く、横になるのも辛いほど腕の痛みが激しくなりました。

あまりの痛みに何度も何度も目が覚めて、結局4時間ほどうつらうつらしたあげく、頭痛と吐き気、節々の痛みも加わり、明け方4時にベッドから抜け出しました。

熱を測ってみると37.5度でたいしたことはありませんでしたが、頭痛と腕の痛みがつらかったのでカロナール(解熱鎮痛剤)を飲みました。食欲もなく1日中ベッドから起き上がれずアイスノンで頭を冷やしながらゴロゴロして過ごしました。

夕方もう1度カロナールを飲むと、次第に楽になり、熱も下がって夜にはなんとかキッチンに立って夕食の支度ができるようになり、翌朝にはすっかり回復しました。腕の痛みも軽くなりました。

 

熱はあまり高くなくても体全体の症状のつらさは39度以上熱が出た時のインフルエンザに近いものがあります。

水を飲みたくても取りに行けない、トイレに立つのも辛いレベルです。

 

副反応の出方は年齢差、男女差などがあり、人によって様々です。

 

私の母は1回目、2回目ともほとんど何の副反応もありませんでした。(モデルナ)

夫は2回目の翌日に熱が38度出て少しだるさがあり、その次の日から微熱が2日ほど続きました。(ファイザー)

娘は1回目から37.3度熱が出て、立派なモデルナアーム(赤く腫れる)になり、2回目は39.5度まで熱が上がり、頭痛とだるさがひどく、回復に2日かかりました。(モデルナ)

 

 

副反応はかなり辛かったですが、ワクチンを打ったことで、これだけ感染が拡がってきても安心感があるので、接種して良かったと思っています。

 

エンディングノートはまだまだ書いていないところがたくさんあるので、ボチボチと続きを少しずつ書き足していこうと思います。

 

みなさんも、この機会にエンディングノートを書いてみてはいかがですか?

 

まとめ

新型コロナワクチンを打った方がいいか、打たない方がいいか悩んで、私はネット上でありとあらゆる情報を調べまくりました。

いろいろ調べて悩みぬいた末、最終的にはワクチンを受けることに決めたのですが、接種して死ぬ可能性はゼロではないので、もしもの場合に備えてエンディングノートを書いてからワクチン接種に臨みました。

新型コロナワクチンを打つことに決めた理由と副反応について、そしてエンディングノートの書き方や注意点についてお伝えしました。

 

 

 

 

この記事を書いた人

杉本ゆめ Yume Sugimoto

合同会社プレシャスワン代表、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。他に野菜ソムリエ、雑貨カフェクリエイターの資格も持つ。今までの経験と知識を生かし、一人でも多くの方に幸せになっていただくお手伝いをするために活動中。夢は国内、海外を問わず色々なところを旅して様々な文化に触れながら暮らすこと。