アリタリア航空機内食(シーフード食・ベジタリアン食)レポート
海外旅行に行く時の長時間のフライト中のメインの楽しみは、なんと言っても機内食ですね!
今回はアリタリア航空の機内食のスペシャルミール(特別食)についてレポートします。
往路・・・14:00成田国際空港発
19:00ローマレオナルド・ダ・ヴィンチ(フィウミチーノ)国際空港着
復路・・・14:55ローマレオナルド・ダ・ヴィンチ(フィウミチーノ)国際空港発
11:10成田国際空港着
アリタリア航空の機内食はおいしい?
アリタリア航空のエコノミーの機内食は、成田発の場合イタリアンかジャパニーズのどちらかを選ぶことができます。
イタリアンの場合はパスタ料理が出ます。特にラザニアは美味しくて人気があります。
ジャパニーズはお魚料理や肉料理が出ます。
アリタリア航空の機内食について調べてみると、とても評価が高いので驚きました。さすが食べ物のおいしいイタリアの航空会社だけのことはありますね。
アメリカの「グローバル・トラベラー」誌において「最優秀機内食賞」を2010年から9年連続で受賞しているのですから、確かな味なのでしょう。
アリタリア航空スペシャルミール(特別食)
今回私はアリタリア航空のスペシャルミール(特別食)を頼んでみました。これはフライトの24時間前までに予約することができるお料理です。
- 特別食(健康上の理由)・・・グルテンフリー食、糖尿病食、減塩食、ベジタリアン食、シーフード食など
- 特別食(宗教上の理由)・・・アジアンベジタリアン、ユダヤ教向け、ヒンズー教向け、イスラム教向け
- 特別食(お子様向け)・・・2歳未満のベビーフード、2歳から12歳未満のお子様向け
など、かなりの種類があります。
スペシャルミールの予約は、航空券の予約時にオンラインでできます。
航空券やツアーを手配した旅行代理店窓口、アリタリア航空カスタマーセンター でも予約できます。
往路便シーフード食とベジタリアン食
まず、離陸直後にスナックとドリンクが配られます。
これは塩味でオリーブ入りのサクサクしたスナックです。
オレンジジュースはイタリアの航空会社ならではの、酸味の強いブラッドオレンジジュースです。
これが出た時点で、「うわ〜、イタリア!」 と、うれしくなって期待が高まります。
その後すぐにメインのお食事が出ます。早い夕食的な感じですが、現地時間では7時頃なので朝食という感じですね。
私たち家族が頼んだお料理は3種類。
シーフード食
白身の魚のクリーム煮。
パンの右のものはバター、左下の青い袋はクラッカーです。
スモークサーモンがおいしい!
ベジタリアン食(野菜類のみ)
白い丸い入れ物にはマーガリンが入っています。
左下のブラックオリーブがイタリアらしくて気分が上がります。オリーブの上はアーティチョーク。
パンはフワフワです。
ベジタリアン(乳製品・卵を含む)
ラタトゥイユ的な野菜の煮込み料理。
パンの下は左からチェダーチーズ、マーガリン、クラッカー。
その後6時間ほどは消灯となります。ただしお腹がすいたり喉がかわいたりした時は、飛行機の1番うしろに行くとドリンク類とスナックが置いてあり自由にもらうことができます。これ、けっこううれしいです。
現地時間のお昼ごろ、おにぎりが配られます。
コンビニおにぎりといった感じのおにぎりです。
外国の方もおにぎりです。
現地時間の夕方に軽食が配られます。
一般食の方は、パンとハム、チーズ、フルーツといったお食事のようでした。
シーフード食
エビ!
パンはホカホカの米粉パンでした。
ベジタリアン食(野菜類のみ)
大量のお豆! 全て味はついていません。塩、こしょうで味付けして食べます。
右の赤いものはトマトのカップ。
ベジタリアン(乳製品・卵を含む)
こちらも大量のお豆!
右下のものはクレープ。
復路便シーフード食とベジタリアン食
ローマ発、成田行きの帰りのフライトのスペシャルミールも載せておきます。
シーフード食
白身のお魚のソテーとパスタ。
緑色の袋はオリーブオイル。さすがにおいしいオリーブオイルでうれしい!
ベジタリアン食(野菜類のみ)
水色の袋はライスパフ。
ベジタリアン(乳製品・卵を含む)
チーズがつきます。
帰国便ではおにぎりではなくツナ、クリームチーズ、ドライトマトが入った丸いパニーノが出ました。
ただし、みんなが寝静まっている時に、ササッとコソコソ配っていたので、あわてて手を伸ばしてようやく1つゲットできたという代物で、そのあと家族の分をもらおうと思ったらすでになくなっていました。
全員の分は初めから用意されていなかったのです。これをゲットしたい方は寝るべからず!
シーフード食
スモークした白身の魚。
ヨーグルト付き。ヨーグルトの左側はマーガリンとアプリコットジャム。
ベジタリアン食(野菜類のみ)
ニンジンの手前のものはフムスとオリーブ。右側のものはクスクスです。
パイナップルの右側はバニラ味のムース。
ベジタリアン(乳製品・卵を含む)
ヨーグルト付き。
トマトの左側の丸いものはチーズ。
イタリアまでの長いフライトの間に機内食でずいぶん楽しむことができました。
量もかなり多く、到着後にしばらく食事を取らなくて大丈夫なほどです。
お食事についてきた塩、ペッパー、オリーブオイルなどは、旅行中に役に立つのでバッグにしのばせます。
持ち帰らない方が良いものはウェットティッシュ(Refreshing towel)です。
これはもうれつにすごい香りがつけてあって、ほとんど危険レベルだからです。
機内でも使わないほうが安全です。日本を出発する前にウエットティッシュを持っていくことをおすすめします。
スナックやクラッカーなどは、旅先でのおやつに便利なので、残ったらもちろん捨てずに持ち帰ります。
まとめ
いろいろな理由で食べられないものがある場合に、この特別食はとっても助かります。
アリタリア航空ではたくさんの種類の特別食を用意してあり、味も機内食としてはかなりレベルの高いものです。
フライトの24時間前が締め切りなので、忘れずに予約をするようにしましょう。
スペシャルミールの予約は、航空券の予約時にオンラインでできます。
航空券やツアーを手配した旅行代理店窓口、アリタリア航空カスタマーセンター でも予約できます。
ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアを列車で巡る旅<1日目>はこちらをご覧ください。↓